キッチンリフォームについて

レイアウト

これから子供の成長期を迎え、広々と使いたい「油ハネなど汚れに強いキッチンがいい」「子供も巣立ち夫婦のみ。コンパクトで機能的にしたい」キッチンのリフォームに際して、それぞれの生活に合った様々なご希望がありますが、まずはご自身のライフスタイルに合った配置を考えてみましょう。実際にキッチンを置くスペースに合わせてあなたにピッタリのレイアウトをイメージしてみましょう。

①I型壁付け

②L型壁付け

③対面型

④アイランド型

⑤コの字型

キッチンの配置だけで作業効率が上がります。調理の合間に洗い物や後片付けができたり、道具をすぐに取り出せたりと、使い勝手がよく素敵なキッチンだと、料理をつくるのもグンと楽しくなりますよね。効率のよいキッチンは作業中の無駄な移動がありません。作業スペース・通路スペースはゆったり確保するのも大事です。収納がたっぷりあるか、お手入れがしやすいかなど自分が心地良く過ごせるように工夫しましょう。

収納

キッチンにおいて、収納は大事な要素です。使う場所と使用頻度で整理できます。調理の流れをイメージして、使うエリアごとにグループ分けし、よく使う物は取り出しやすい高さに収納すると、少ない導線と動作で効率よく作業ができます。食器や食材など、しまいたい物の種類と量に合わせて収納を選びましょう。後から増える分も考えて、ゆとりを持たせる事も大事です。どこに何があるか「見やすく」「手が届きやすい」高さを、『アイレベルゾーン』『ハンディゾーン』と言います。いろんなものを出し入れするキッチン。「どれだけ入るか」だけでなく、使うときの「出し入れしやすさ」も大切なポイントです。


ワークトップをふさがずに、よく使う調味料や小物を整理

作業しながらサッと手が届くハンディゾーンに調味料やキッチンペーパー、ふきんなども収納できます。作業スペースに散らかりがちな調味料をまとめて収納することができると、調理スペースが広がり、きっと作業もはかどるはずです。

エコ

キッチンは給湯や調理などで、家の中でも特にエネルギー消費の多い場所です。さまざまなメーカーからパーツごとに、省エネや節水ができるエコ機能商品がありますので、施工業者に相談し、検討してみましょう。

【ハンズフリー水栓】

吐水口内に内蔵されたセンサーで手やモノに感知して吐水と止水を自動で行うので、作業中こまめに節水できるから、無理なく節約できます。また、給湯も減らせるので無意識給湯も防ぎ、光熱費・CO2削減になります。

エコな調理器具

①ガスを使用するガスコンロ。火力を自動的に調節してガスを節約しながら調理することができます。②IHヒーター。鍋底の温度をセンサーが見張って適温調理するので、電気を無駄につかいません。どちらの商品にも省エネ機能がついてますので、上手に選んでみましょう。

キッチンは毎日使用する生活スペースです。皆様が快適に過ごせるように各メーカーが多種多様な商品を展開しています。インテリアの好みはもちろん、それぞれの生活に合った商品をお選び下さい。商品の設置には、専門的な知識と技能が必要です。その際は信頼できる工務店へ相談しましょう。